長葉草(ナガハグサ) 夏の花 2014年06月20日 長葉草(ナガハグサ)はイネ科ナガハグサ属の多年草である。ナガハグサ属は別名イチゴツナギ属ともいい、世界に500種くらいが分布する。本種の原産地はユーラシア大陸およびアフリカ北部で、北アメリカにも広く帰化している。日本へは明治時代の初期に牧草として渡来した。現在では北海道から沖縄にかけて野生化している。北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。草丈は30~80センチくらいである。根際から生える葉は細長い線形で、長さが20~30センチくらいある。開花時期は5~7月である。穂は茎先に輪生するように枝が出て、その先に花がつく。花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。別名をケンタッキーブルーグラス(Kentucky bluegrass)という。これは英名からきたものである。刈り込みに強く、この名称で芝生として利用されている。属名の Poa はギリシャ語の「paein(牧草)」からきている。種小名と亜種名の pratensis は「草原に生える」という意味である。写真は6月に小石川植物園で撮った。学名:Poa pratensis subsp. pratensis★長い葉はきっと美味しい長葉草 深い緑に野を彩って花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%95%B7%E8%91%89%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%8F%E3%82%B0%E3%82%B5%EF%BC%89" /> -->