豆柿(マメガキ) 夏の花 2013年06月13日 豆柿(マメガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。原産地は西アジアである。日本へは中国経由で古い時代に渡来した。樹高は10~20メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。雌雄異株である。開花時期は5~6月である。小さな鈴蘭(スズラン)のような黄白色の小さな花を咲かせる。雄花は萼がほとんどなく、雌花は萼が大きい。花の後にできる実は小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。秋に小さな実が鈴なりになる姿も美しく、切り花や鉢植え、盆栽など観賞用にも使われる。属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。種小名の lotus はギリシャ神話に登場する「ロートス(実を食べると浮世の苦しみを忘れて楽しい夢を見られる想像上の植物)」からきている。写真は5月に小石川植物園で撮った。実の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Diospyros lotus★熟しても渋いけれどもそれも味 実る日を待つ乙女のようにPR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%B1%86%E6%9F%BF%EF%BC%88%E3%83%9E%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->