西洋金水引(セイヨウキンミズヒキ) 夏の花 2013年07月21日 西洋金水引(セイヨウキンミズヒキ)はバラ科キンミズヒキ属の多年草である。原産地はヨーロッパである。イギリスを含めて広く分布し、草地や荒れ地に生える。英名はアグリモニー(agrimony)という。全草にアプリコットのような甘い香りがある。古代ギリシャの時代から薬草として利用されてきた。打ち身や切り傷の薬となるほか、消化促進などの薬効もある。草丈は40~60センチくらいである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉の形は披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は6~9月である。枝先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。花弁は5枚、萼片も5枚である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Agrimonia はギリシャ語の「argemone(アザミゲシ属)」からきている。棘が多くて似ているためだが、転用する際に綴りを間違えたという。種小名の eupatoria は「良き父」という意味である。写真は6月につくば植物園で撮った。学名:Agrimonia eupatoria★なるほどね金水引の仲間なの 似ている花がヨーロッパにも花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E9%87%91%E6%B0%B4%E5%BC%95%EF%BC%88%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%92%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->