菊芋擬き(キクイモモドキ) 夏の花 2012年08月12日 菊芋擬き(キクイモモドキ)はキク科キクイモモドキ属(ヘリオプシス属)の多年草である。原産地は北アメリカである。日本へは明治時代の半ばに渡来した。ヒマワリ属の菊芋(キクイモ)によく似た花を咲かせることからこの名がついた。しかし、菊芋(キクイモ)と違って根塊はできない。別名を姫向日葵(ヒメヒマワリ)という。属名のヘリオプシス(Heliopsis)の名でも流通している。また、逸出したものが野生化している。草丈は50~150センチくらいである。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。茎や葉には短くて固い毛が生えている。開花時期は7~10月である。黄色または橙黄色の花(頭花)をいっぱい咲かせる。花径は5~6センチあり、八重咲きのものもある。舌状花は8~15枚である。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Heliopsis はギリシャ語の「helios(太陽)+opsis(似た)」からきている。頭花の形からつけられた名である。種小名の helianthoides は「ヒマワリのような花の」という意味である。写真は7月に小石川植物園で撮った。学名:Heliopsis helianthoides★花びらをぐいと広げて咲き誇る 花の姿は向日葵に似て花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR