カルドン 夏の花 2012年08月13日 カルドン(cardoon)はキク科チョウセンアザミ属の多年草である。原産地は地中海沿岸地方である。草丈は150~200センチくらいである。葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。葉の柄には棘がたくさんある。開花時期は7~9月である。茎先に花径10~15センチくらいある淡い紫色の大きな花(頭花)をつける。総包片(萼のところにある棘のような葉)は棘状となる。近縁種の朝鮮薊(チョウセンアザミ)の場合は棘状とならない。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。ヨーロッパでは、葉の柄や根が食用とされる。属名の Cynara はギリシャ語の「cyno(犬)」からきている。総苞の周りの棘が犬の歯に似ていることから名づけられた。種小名の cardunculus は「小さいアザミ」という意味である。写真は7月につくば植物園で撮った。学名:Cynara cardunculus★カルドンが仁王立ちする夏の午後 幻影かもと目をこすりつつ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3" /> -->