草小赤麻(クサコアカソ) 夏の花 2013年08月14日 草小赤麻(クサコアカソ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。北海道から九州にかけて分布し、人里や山地のやや湿った草地に生える。海外では、中国にも分布する。草丈は50~100センチくらいである。葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の先が尾状に尖るのが特徴である。別名を丸葉赤麻(マルバアカソ)ともいう。なお、「赤麻」の名は「麻」のように繊維がとれて茎や葉の柄が赤褐色を帯びることからきている。開花時期は7~9月である。雌雄同株である。雌花は茎の上部の葉の脇に赤い穂状となってつく。雄花は黄白色で、茎の下部の葉の脇につく。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Boehmeria はドイツの植物学者「ボーマー(Georg Rudolf Boehmer, 1723-1803)さん」の名からきている。種小名の gracilis は「細長い」という意味である。写真は8月に奥日光の戦場ヶ原で撮った。学名:Boehmeria gracilis★花見れば雑草だけど面白い 葉っぱの形個性があって花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%8D%89%E5%B0%8F%E8%B5%A4%E9%BA%BB%EF%BC%88%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%BD%EF%BC%89" /> -->