花菖蒲(ハナショウブ) 夏の花 2012年05月31日 花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種である。ただし、学名上は花菖蒲(ハナショウブ)のほうが基本種の扱いになっている。古典園芸植物で非常に多くの品種がある。草丈は60から120センチくらいである。葉は剣状で、2列に互い違いに生える(互生)。開花時期は6月である。茎先に2、3輪の花をつける。花の色は紫色を基本に白、桃色、紅色、青などがあり、絞りや覆輪の入るものもある。花被片のことを英(はなぶさ)といい、外花被片3枚が大きいものを3英、内花被片3枚も大きいものを6英という。系統としては、江戸系、肥後系、伊勢系の3つのほか、長井古種、大船系、アメリカ系などがある。俳句の季語は夏である。属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。種小名の ensata は「剣形の」という意味である。写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。品種名は神路の誉(カミジノホマレ)で、伊勢系である。学名:Iris ensata★どれだけの組合せあれど花菖蒲 基本の色の深み勝りて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR