腎葉酸葉(ジンヨウスイバ) 夏の花 2013年07月01日 腎葉酸葉(ジンヨウスイバ)はタデ科ジンヨウスイバ属の多年草である。1属1種である。ギシギシ属とは萼片の数が異なる。北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山に生える。海外では、周北極地域と北半球の高山(ロッキー山脈、アルプス山脈、ヒマラヤ山脈など)に広く分布する。和名の由来は腎形の葉をつける「酸葉」というところからきている。別名を丸葉羊蹄(マルバギシギシ)ともいう。草丈は5~30センチくらいである。全体に毛は生えていない。根際から生える葉には長い柄があり、腎円形をしている。開花時期は7~8月である。茎の上部で枝分かれをしてたくさんの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑白色ないし紅色の花をぶら下げる。花には花弁はなく、萼片が4枚である。雄しべは6本である。花の後にできる実は扁平なそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Oxyria はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」からきている。葉が酸っぱいことを表したものである。種小名の digyna は「2本の雌しべの」という意味である。写真は6月に富山県中央植物園で撮った。学名:Oxyria digyna★葉の形違っているのでよくわかる 腎葉酸葉は高山の花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%85%8E%E8%91%89%E9%85%B8%E8%91%89%EF%BC%88%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%90%EF%BC%89" /> -->