磯馴葎(ソナレムグラ) 夏の花 2013年05月31日 磯馴葎(ソナレムグラ)はアカネ科フタバムグラ属の多年草である。本州の千葉県から沖縄県にかけて分布し、海岸の岩場に生える。海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インド、南太平洋などにも分布する。「磯馴」は磯に生えることを意味し、「葎」は生い茂る雑草のことである。草丈は5~20センチくらいである。茎は枝分かれをし、地を這って広がる。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。葉は多肉質で艶がある。開花時期は7~9月くらいだが、沖縄ではほぼ周年開花をする。茎先に花径4ミリくらいの白い小さな花をつける。花冠は筒状で先が4つに裂ける。花冠の真ん中は白い毛で覆われている。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Hedyotis はギリシャ語の「hedys(甘い)+otos(耳)」からきている。種小名の strigulosa は「硬く尖り、ざらざらした面の」という意味である。種小名の parvifolia は「小さな葉の」という意味である。写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。学名:Hedyotis strigulosa var. parvifolia★撮った花ヒント見つけて解き明かす 旅の後にはそんな楽しみ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%A3%AF%E9%A6%B4%E8%91%8E%EF%BC%88%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%A9%EF%BC%89" /> -->