矢車薄荷(ヤグルマハッカ) 夏の花 2013年06月01日 矢車薄荷(ヤグルマハッカ)はシソ科ヤグルマハッカ属の多年草である。原産地は北アメリカである。ハーブの一種としても知られ、ベルガモット(bergamot)と呼ばれる。ただし、この名はミカン科のベルガモットに香りが似るというもので紛らわしい。属名のモナルダ(Monarda)の名でも流通している。草丈は60~150センチくらいである。葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。葉の先が尖り、軟毛が生える。開花時期は5~7月である。茎先に直径4~6センチくらいの花序を出す。一見するとこれが花のように見えるが、長さ3センチくらいの唇形の花が集まったものである。花の色には赤、紅紫色、白などのものがある。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。近縁種にディディマ種(Monarda didyma)がある。こちらのほうは和名を松明花(タイマツバナ)という。属名の Monarda はスペインの医師で植物学者だった「モナルデ(Nicolas Monardes, 1493-1588)さん」の名からきている。種小名の fistulosa は「管状の」という意味である。写真は6月につくば植物園で撮った。亜種(ssp. menthifolia)の表示があった。「ハッカに似た葉の」という意味で、北アメリカの西部が原産地である。学名:Monarda fistulosa学名:Monarda fistulosa ssp. menthifolia★モナルダの上げる炎はやわらかく ベルガモットの香りを添えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%9F%A2%E8%BB%8A%E8%96%84%E8%8D%B7%EF%BC%88%E3%83%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%EF%BC%89" /> -->