浜払子(ハマボッス) 夏の花 2013年05月30日 浜払子(ハマボッス)はサクラソウ科オカトラノオ属の越年草である。北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や礫地、砂浜などに生える。海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、太平洋諸島などにも分布する。「払子」というのは僧侶の用いる仏具のことで、花の様子をたとえたものである。草丈は10~40センチくらいである。全草に毛は生えていない。茎は根元で枝分かれをし、さらに上部で枝分かれをする。茎は赤味を帯びることが多い。葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は分厚く、表面には艶がある。開花時期は4~6月である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの白い花をつける。花冠は5つに深く裂け、横に開く。雄しべは5本で短く、真ん中に雌しべが1本ある。実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤茶色に熟する。属名の Lysimachia はマケドニア王「リュシマコス(Lysimachus)」の名からきている。種小名の mauritiana は「モーリシャス島の」という意味である。写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。学名:Lysimachia mauritiana★ぼってりと厚い葉っぱに手を触れて 生きる力の強さを感じ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%B5%9C%E6%89%95%E5%AD%90%EF%BC%88%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B9%EF%BC%89" /> -->