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瑠璃溝隠し(ルリミゾカクシ)



瑠璃溝隠し(ルリミゾカクシ)はキキョウ科ミゾカクシ属(ロベリア属)の多年草である。
原産地は南アフリカである。
園芸上は一年草として扱う。
瑠璃蝶草(ルリチョウソウ)やロベリアの別名がある。
ロベリアの名は、学名であるロベリア・エリヌス(Lobelia erinus)の属名からきている。
ヨーロッパで多くの園芸品種が作出されている。
草丈は10~40センチくらいである。
茎の下部につく葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
上部につく葉は線形である。
開花時期は5~7月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1~2センチの小さな花をたくさんつける。
花冠の先は唇形に5つに裂ける。
上唇は2枚の裂片からなり、耳のように立ち上がる。
下唇は先の尖った3枚の裂片からなる。
花の色は青や紫色、紅紫色白など多彩である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。
種小名の erinus はギリシャ語の「erinos(植物の名前の1つ)」からきている。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はレガッタ・ブルースプラッシュとアクア・ブルーアイである。
学名:Lobelia erinus

★ロベリアは青い花びら埋め尽くし
 蝶のごとくに風に舞い舞う



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