深山塔花(ミヤマトウバナ) 夏の花 2012年08月25日 深山塔花(ミヤマトウバナ)はシソ科トウバナ属の多年草である。北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、山地や亜高山の林の中や林の縁に生える。海外では、サハリンにも分布する。草丈は20~70センチくらいである。茎は直立する。葉は下部は幅広い卵形、上部は細長い卵形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、向かい合って生える(対生)。開花時期は7~9月である。茎先や葉の脇に淡い紅紫色をした唇形の花を数段輪生状につける。上唇は浅く2つに裂け、下唇は3つに裂ける。萼は5つに裂け、裂片は尖る。萼には疎らに毛が生える。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。属名の Clinopodium はギリシャ語の「cline(床)+podion(小足)」からきている。種小名の sachalinensis は「サハリンの」という意味である。写真は8月に岩手県の八幡平で撮った。学名:Clinopodium sachalinense★膝屈めそっと覗いて見てごらん 深山塔花段々に咲く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%B7%B1%E5%B1%B1%E5%A1%94%E8%8A%B1%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%90%E3%83%8A%EF%BC%89" /> -->