浜簪(ハマカンザシ) 夏の花 2012年06月05日 浜簪(ハマカンザシ)はイソマツ科ハマカンザシ属の多年草である。原産地はヨーロッパで、イギリスを含めたヨーロッパの海岸に多い。和名の由来は、浜に生えて花の様子が簪に似るというところからきている。属名のアルメリア(Armeria)の名でも流通している。草丈は10センチから30センチくらいである。葉は線形で濃い緑色をしており、ロゼット状に広がる。開花時期は3月から6月である。濃いピンク色をした小さな花が、直径2センチくらいのボール状に集まってつく。このような花が数十本も群がって咲く。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。葉の形状から松葉簪(マツバカンザシ)の別名もある。属名の Armeria はケルト語を語源とするラテン語の古語で「海に近い」という意味がある。種小名の maritima は「海浜に生える」という意味である。写真は6月に北大植物園で撮った。学名:Armeria maritima★つんつんと背伸びするよに咲きだした 浜簪に思わず笑顔花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR