檀特(ダンドク) 夏の花 2013年08月06日 檀特(ダンドク)はカンナ科カンナ属の多年草である。原産地はカリブ諸島やメキシコである。中国名を曇華(ドンゲ)という。カンナの原種である。日本へは江戸時代の初期に渡来した。本州の関東地方以南で逸出したものが野生化している。草丈は2メートルくらいである。葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は5~10月である。温室では周年開花をする。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤ないし黄色の花をつける。品種改良されたカンナに比べると、花は小さい。この花弁のように見える部分は、雄しべが弁化したものである。花弁は3枚あるが筒状の披針形で目立たない。萼片も3枚で小さい。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Canna は、ケルト語の「can(芦)」が転じてこの属の名に使われた。種小名の indica は「インドの」という意味である。写真は5月に北大植物園で撮った。学名:Canna indica★鮮やかな朱染めの色が目を引くよ 檀特の花原始の叫び花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%AA%80%E7%89%B9%EF%BC%88%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%AF%EF%BC%89" /> -->