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桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)



桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)はアカバナ科マツヨイグサ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本でも観賞用として渡来したものが逸出して野生化している。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月である。
花径4~5センチのピンクの花を咲かせる。
花びらの数は4枚で、つけ根のところは筒状になる。
雄しべは8本ある。
雌しべの柱頭は十字状に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
マツヨイグサの仲間にはめずらしく昼間に開花するのでこの名がついた。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
変種名の childsii はアメリカの植物収集家「チャイルズ(J. L. Childs)さんの」という意味である。
写真は5月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Oenothera speciosa var. childsii


★咲くのなら昼がよいぞと決意して
 仲間と違う道をたどって




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