捩木(ネジキ) 夏の花 2013年06月25日 捩木(ネジキ)はツツジ科ネジキ属の落葉小高木である。本州の岩手県から九州にかけて分布し、山地に生える。海外では、台湾、中国にも分布する。樹高は2~8メートルくらいである。樹皮は白っぽい。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、波打っている。葉の先はよじれて尖る。開花時期は5~6月である。葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな白い壺形の花をたくさん垂れ下げる。花冠の長さは1センチくらいで、先は5つに浅く裂ける。花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上向きにつく。和名の由来は、幹が捩れることからきている。馬酔木(アセビ)と同様に葉には有毒成分を含む。秋には紅葉をする。属名の Lyonia はアメリカの植物収集家「ライオン(John Lyon, ?-1818)さん」の名からきている。種小名の ovalifolia は「広楕円形の葉の」という意味である。変種名の elliptica は「楕円形の」という意味である。写真は5月に小石川植物園で撮った。学名:Lyonia ovalifolia var. elliptica★葉の陰に鈴蘭思わす壺形の 花がずらりと居並ぶように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%8D%A9%E6%9C%A8%EF%BC%88%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->