広葉セネガ(ヒロハセネガ) 夏の花 2013年07月15日 広葉セネガ(ヒロハセネガ)はヒメハギ科ヒメハギ属の多年草である。原産地は北アメリカで、岩場や林の中に生える。同じく北アメリカ原産のセネガの変種である。和名の由来は、ネイティブアメリカンのセネカ族からきている。セネカ族は、この草をガラガラ蛇にかまれたときの解毒薬に用いていたという。日本へは明治時代に渡来した。現在も薬用として栽培されており、強い去痰作用が得られる。日本薬局方に基原植物として記載されている。また、かつて北海道の喜茂別で帰化が確認されたが、現在は消滅した可能性が高いとされている。草丈は20~30センチである。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には毛のようなぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は6~7月である。茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い紅色の小さな蝶形の花をつける。花の後にできる実は円心形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、白い毛が生える。属名の Polygala はギリシャ語の「polys(多)+gala(乳)」からきている。この属の1種が乳の分泌をよくすると考えられ名づけられた。種小名の senega はネイティブアメリカンの「セネカ族(Seneka)の」という意味である。変種名の latifolia は「広葉の」という意味である。写真は7月に小石川植物園で撮った。学名:Polygala senega var. latifolia★夏の野に蝶舞うごとき白日夢 広葉セネガは時を迎えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%BA%83%E8%91%89%E3%82%BB%E3%83%8D%E3%82%AC%EF%BC%88%E3%83%92%E3%83%AD%E3%83%8F%E3%82%BB%E3%83%8D%E3%82%AC%EF%BC%89" /> -->