姫虎の尾(ヒメトラノオ) 夏の花 2012年08月22日 姫虎の尾(ヒメトラノオ)はゴマノハグサ科ルリトラノオ属の多年草である。分類体系によってはオオバコ科とされる。日本固有種である。本州の東北地方から九州の北部にかけて分布し、山地の草原に生える。草丈は40~90センチくらいである。葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。葉のつけ根には短い柄がある。 開花時期は8~9月である。茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の小さな花をたくさんつける。花は合弁花で、先が4つに裂ける。花穂は10~20センチくらいある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。長い花穂を虎の尾に見立てたのが名の由来である。「姫」とつくが全体に大きく、小さいのは1つ1つの花である。属名の Pseudolysimachion はギリシャ語の「pseudo(偽)+Lysimachia(オカトラノオ属)」からきている。オカトラノオ属に似たという意味合いである。種小名の rotundum は「円形の」という意味である。種小名の petiolatum は「葉柄のある」という意味である。写真は8月に箱根湿生花園で撮った。学名:Pseudolysimachion rotundum var. petiolatum★なるほどと姫虎の尾を眺めやる あれも虎の尾これも虎の尾花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%A7%AB%E8%99%8E%E3%81%AE%E5%B0%BE%EF%BC%88%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%82%AA%EF%BC%89" /> -->