姫蒲(ヒメガマ) 夏の花 2013年07月07日 姫蒲(ヒメガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。北海道から沖縄にかけて分布し、池や沼の水辺に生える。海外では、北半球の温帯地域から熱帯地域にかけて広く分布する。蒲(ガマ)に比べて海岸近くに多く、内陸部には少ない。和名の由来は、蒲(ガマ)に比べて葉が細いことからきている。草丈は1~2メートルくらいである。根際から生える葉は線形である。葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。葉には平行脈が走る。開花時期は6~8月である。茎先に円柱状の花序を伸ばす。下につく雌花群は茶色、上につく雄花群は黄色である。花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。蒲(ガマ)によく似ているが、雄花群と雌花群の間に隙間があることで区別できる。属名の Typha はギリシャ語の「沼(tiphos)」からきている。種小名の domingensis はドミニカ共和国の「サントドミンゴ(Santo Domingo)の」という意味である。写真は7月につくば植物園で撮った。学名:Typha domingensis★優しげな名前で少し救われる 役に立つけど地味な存在花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%A7%AB%E8%92%B2%EF%BC%88%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%9E%EF%BC%89" /> -->