姫ヒマラヤ忍冬(ヒメヒマラヤニンドウ) 夏の花 2015年06月24日 姫ヒマラヤ忍冬(ヒメヒマラヤニンドウ)はスイカズラ科レスケステリア属の常緑低木である。レスケステリア属は中国南西部からヒマラヤにかけて6種くらいが分布する。本種の原産地は中国の四川省、貴州省、雲南省、チベットの東部、ヒマラヤ、ミャンマーなどで、標高1600メートルから3500メートルの草地や山の斜面、林の中などに生える。中国名は狹萼鬼吹簫(きょうがくきすいしょう)という。分布する地域は基本種のレイケステリア・フォルモサと重なる。基本種は英名をヒマラヤン・ハニーサックル(Himalayan honysuckle)という。ハニーサックルはヨーロッパなどに分布し和名を匂い忍冬(ニオイニンドウ)という。樹高は1メートルから2メートルである。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6月から6月である。花冠は漏斗状で先が5つに裂け、数輪ずつ花をつける。花序には傘のような苞がつく。花の色は白く、咲き進むと紅色を帯びる。花には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紅紫色から黒に熟する。中国では全株が薬用とされる。属名の Leycesteria の由来はまだ調べられていない。種小名の formosa は「美しい」という意味である。変種名の stenosepala は「幅の狭い萼片の」という意味である。写真は9月に富山県中央植物園で撮った。学名:Leycesteria formosa var. stenosepala★日本ではあまり知られぬ木の花も ここではあれこれ観察できて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%A7%AB%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%A4%E5%BF%8D%E5%86%AC%EF%BC%88%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->