南京綿(ナンキンワタ) 夏の花 2013年08月20日 南京綿(ナンキンワタ)はアオイ科ワタ属の一年草である。原産地は中国である。「南京」は産地を表すものではなく唐(から)と同様に外国からきたことを表す言葉である。木立綿(キダチワタ:Gossypium arboreum)の系統で、インドから中国に渡って品種改良された。草丈は1メートルくらいである。葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。開花時期は7月から9月である。花径3殻センチくらいの黄色い5弁花をつける。花は一日花である。実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと裂けて開き、長い綿毛のある種子を出す。実は小さく綿毛も短い。繊維は褐色なので茶綿(チャメン)とも呼ばれる。脱脂綿や布団綿などに用いられる。綿(ワタ:Gossypium arboreum var. obtusifolium)として一般化し、区別しない考え方もある。属名の Gossypium はラテン語の「腫れ物(gossum)」からきている。膨らんだ果実の形を腫れ物にたとえたものである。種小名の nanking は「南京」の意味である。写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Gossypium nanking★調べれば由来楽しい南京綿 きっとお世話になっているはず花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E7%B6%BF%EF%BC%88%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%82%BF%EF%BC%89" /> -->