人参木(ニンジンボク) 夏の花 2013年07月05日 人参木(ニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。原産地は中国である。日本でも庭木として植栽されている。和名の由来は、葉が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ていることからきている。樹高は1~3メートルくらいである。葉は手のひら状の複葉で、向かい合って生える(対生)。1組の葉は3~5枚の小葉で構成される。小葉の形は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は7~8月である。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫色の小さな花をたくさんつける。花冠は筒状で、先が5つに裂ける。花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。黒く熟した実は生薬の牡荊子(ぼけいし)といい、感冒薬とされる。属名の Vitex はラテン語の「vieo(結ぶ)」からきている。この属の1種の枝で篭を編んだことから名づけられた。種小名の negundo はサンスクリット由来で「3ないし5の数」という意味である。変種名の cannabifolia は「アサ属(Cannabis)のような葉の」という意味である。写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Vitex negundo var. cannabifolia★蜜蜂を手招くように花咲かせ 人参木はいま花盛り花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E4%BA%BA%E5%8F%82%E6%9C%A8%EF%BC%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%AF%EF%BC%89" /> -->