ロードデンドロン・パキサンツム 夏の花 2012年06月16日 ロードデンドロン・パキサンツムはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。原産地は台湾である。中国名は「台湾山地杜鵑」である。標高3000~3200メートルの高山に生える。樹高は120センチくらいである。枝は軟毛で被われる。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。若い葉には黄褐色の軟毛が密生する。やがて毛は落ちて表面は濃い緑色になる。葉の裏面は淡い茶色で、赤褐色の軟毛が生える。開花時期は春から夏である。花径4センチくらいの広い漏斗状の花を10~20輪ずつつける。花の色は白ないし淡い紅色で、紫ないし紅色の斑点が入る。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。種小名の pachysanthum は「太い花の」という意味である。写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Rhododendron pachysanthum★高山に這うようにして咲くという 石楠花の花けな気に見えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR