ロフォスペルムム・プルプシー 夏の花 2016年06月09日 ロフォスペルムム・プルプシーはゴマノハグサ科ロフォスペルムム属の多年草である。分類体系によっては(APG第3版)オオバコ科とされる。ロフォスペルムム属はメキシコとグアテマラの山岳地帯に分布し、 The Plant List では7種が認められている。同属はかつてはアサリナ属(Asarina)に含まれていたが、現在ではアサリナ属はヨーロッパに分布するものだけに限定する学説が主流となってきた。本種の原産地はメキシコである。草丈は40センチから60センチくらいである。葉は角張っていて蔦(ツタ)に似ており、互い違いに生える(互生)。開花時期は5月から10月である。花冠は筒状で先が唇形となり、上唇は2つ、下唇は3つに裂ける。花の色は紅紫色で、花冠のつけ根は緑色の苞(葉の変形したもの)が包んでいる。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Lophospermum はギリシャ語の「lopho(とさか状の)+spermum(種子)」からきている。種小名の purpusii はドイツからの移民でコレクターの「パーパス(Carl Albert Purpus, 1851-1941)さんの」という意味である。写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。園芸品種のビクトリアフォールズ(Victoria Falls)である。学名:Lophospermum purpusii(syn. Asarina purpusii)★メキシコの山岳地帯に咲くという 花との出合い記憶に刻み花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC" /> -->