トリテレイア・ブリゲシー 夏の花 2016年06月08日 トリテレイア・ブリゲシーはユリ科トリテレイア属の多年草である。分類体系によっては(APG第3版)クサスギカズラ科とされる。トリテレイア属は北アメリカに14種が分布する。本種はアメリカ合衆国のオレゴン州からカリフォルニア州にかけて分布し、蛇紋岩地の低山の斜面などに生える。学名はトリテレイア・ブリッジェシーとするものもあり、これは人名に近づけた読み方である。英名はブリッジスブローディア(Bridges' brodiaea)である。草丈は30センチから60センチくらいである。根際から生える葉は線形である。開花時期は4月から6月である。茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、長さ4センチくらいのユリ形の筒状花を10数輪つける。花被片は6枚で、雄しべも6本である。花の色は淡い紫色で、青紫のものやピンクがかったものもある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。園芸的には旧属名を英語読みしたブローディア (Brodiaea) の名で流通している。ただし、これは総称であり本種が多いが本種のみではない。花言葉は「淡い恋」である。属名の Triteleia はギリシャ語の「treis(3)+teleios(完全な)」からきている。各器官が完全に3の倍数で成り立つことから名づけられた。種小名の bridgesii はアメリカ人の植物学者「ブリッジス(Thomas Bridges, 1807-1865)さんの」という意味である。写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Triteleia bridgesii★花韮とよく似た花が咲くんだね 北アメリカに独自の姿花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%BC" /> -->