ユーコミス 夏の花 2016年08月05日 ユーコミスはユリ科ユーコミス属(エウコミス属)の多年草である。分類体系によっては(APG第3版)クサスギカズラ科とされる。エウコミス属はアフリカの南部に12種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)ユーコミスの名は属名を英語風に読んだもので、園芸的にはこの名称で流通している。園芸品種も含めてすべてこの名称に含まれるが、中心となる品種は本種(エウコミス・アウツムナリス)である。英名はパイナップルリリー(pineapple lily)という。これも、エウコミス属全体を指す名称である。日本へは明治時代の末期に渡来した。庭植えや鉢植えとして愛好されている。本種の原産地も南アフリカである。山地の湿り気のある斜面に生える。草丈は30センチから80センチくらいである。根際から生える葉は幅の広い線形で輪のようになって生え(輪生)、ロゼット状となる。開花時期は7月から8月である。茎先に円柱状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花がたくさんつく。咲き進むと花の色は緑色になる。花径は2センチくらいで、花被片は6枚である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。茎先には小さな葉のような形をした苞がたくさんつく。その姿がパイナップルを連想させることが、英名の由来である。花言葉は「完璧」である。8月4日の誕生花である。属名の Eucomis はギリシャ語の「eu(良)+ kome(髪の毛)」からきている。乾燥地に育って緑に覆われることから名づけられた。種小名の autumnalis は「秋咲きの」という意味である。写真は7月につくば植物園で撮った。学名:Eucomis autumnalis★夏空にとても似合ってチャーミング こんもりと咲くパイナップルリリー☆爽やかな風を思わすユーコミス パイナップルの姿可愛く花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%B9" /> -->