サルビア 夏の花 2016年08月07日 緋衣を纏いサルビア蜜の味サルビア(Salvia)はシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。また、多くの園芸品種が作出されている。日本にも秋桐(アキギリ)などが分布し、属名の和名をアキギリ属という。本種の原産地はブラジルで、標高2000メートルから3000メートルの山地に生える。英名はスカーレットセージ(scarlet sage)という。セージはサルビアの仲間を示す言葉である。中国名は一串紅(yi chuan hong)という。日本へは明治時代の中期に渡来した。園芸的には一年草として扱われ、庭植え、鉢植えとして愛好されている。また、逸出したものが一部で野生化している。和名は緋衣草(ヒゴロモソウ)という。サルビアは属名であるが、普通はサルビアといえば本種を指す。YListにも別名としてサルビアの名が記載されている。草丈は50センチから100センチくらいである。茎の断面は四角形である。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6月から11月くらいである。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、朱色の唇形をした花をたくさんつける。花のつけ根で赤く咲いているように見えるのは萼である。花はすぐに落ちるが、色づいた萼が残るので長期間咲いているように見える。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。俳句の季語は夏である。花言葉は「燃える思い」である。8月7日の誕生花である。属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。種小名の splendens は「光輝ある」という意味である。写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。学名:Salvia splendens★朱に染まり咲くサルビアは夏の陽を 浴びてしおれず花壇いろどり☆ぎらぎらと真夏の陽射し負けはせぬ 燃ゆる想いは古き時より花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2" /> -->