マルバストルム・ラテリティウム 夏の花 2014年06月18日 マルバストルム・ラテリティウムはアオイ科エノキアオイ属(マルバストルム属)の多年草である。マルバストルム属はアメリカ大陸に300種くらいが分布する。同属のマルバストルム・コロマンデリアヌム(Malvastrum coromandelianum)に榎葵(エノキアオイ)の和名があり、属名の和名をエノキアオイ属という。サイト上では、アニソドンテア属とシノニムで、マルバストルム属は旧属名だとする記述も見かける。事実関係は調べきれていないが、YListでは Malvastrum を取り上げており、Anisodontea は取り上げていない。本種の原産地はアルゼンチン、ウルグアイである。草丈は10~40センチくらいである。地面を這って横に広がる。葉は手のひら状に3つから5つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は6~7月である。葉の脇に花径4センチくらいの淡いオレンジ色の花を1輪ずつつける。1つの花は1~2日花だが、次々と花を咲かせる。5弁花で花の真ん中は黄色い。また、その外側が赤くて、蛇の目のようになる。葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。柱頭(雌しべの先端で花粉の付着する部分)は紅色である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Malvastrum はラテン語の「Malva(ゼニアオイ属)+astrum(似た)」からきている。種小名の lateritium は「レンガ色の」という意味である。写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Malvastrum lateritium★葉も花もふんわりとして可愛いよ 遠路ようこそマルバストラム花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%83%A0" /> -->