ベロニカ・リバリス 夏の花 2016年06月28日 ベロニカ・リバリスはゴマノハグサ科クワガタソウ属(ベロニカ属)の常緑小低木である。分類体系によっては(APG第3版)オオバコ科とされる。ベロニカ属は世界に500種くらいが分布する。日本にも鍬形草(クワガタソウ)などが分布し、属名の和名をクワガタソウ属という。本種の原産地はニュージーランドである。異名をヘーベ・アクティフォリアといい、撮影地でもこの名称で表示されている。ヘーベ属は南半球に90種くらいが分布する属であったが、クワガタソウ属に統合された。ベロニカ・アクティフォリアの名称も用いられるが、Catalogue of Life では scientific name を表記の通りベロニカ・リバリスとしている。樹高は40センチから80センチくらいである。葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、十字に向かい合って生える(対生)。開花時期は夏から秋にかけてである。枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をたくさんつける。花冠は先で4つに裂け、2本の雄しべが花から突き出る。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。種小名の rivalis は「川に生える」という意味である。写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Veronica rivalis(syn. Hebe acutifolia)★親しんだヘーベの名前なくなるか 仕方ないけどちょっと寂しい花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%B9" /> -->