ベゴニア・クベンシス 夏の花 2014年08月05日 ベゴニア・クベンシスはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。本種の原産地はキューバである。木立性ベゴニアといわれるものの1つである。茎が木質化して立ち上がる性質がある。英名はキューバンホーリー(Cuban holly)という。ホーリーはヒイラギモチの仲間のことで、葉の形が似ていることから名づけられた。草丈は60センチから100センチくらいである。葉は左右非対称の卵形で、互い違いに生える(互生)。葉は青緑色で、先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。茎は赤味を帯びる。開花時期は6~8月である。葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径1センチから2センチの小さなピンクの花をつける。花被片は4枚である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。種小名の cubensis は「キューバの」という意味である。写真は6月に北大植物園で撮った。学名:Begonia cubensis★ここへ来て見るベゴニアも楽しいね 個性に富んだ北の楽園花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%99%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9" /> -->