プリムラ・コックブルニアナ 夏の花 2014年09月13日 プリムラ・コックブルニアナはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらい分布する。また、多くの園芸品種が作出されているる日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。本種の原産地は中国の四川省の西部である。標高2900~4200メートルの高山の草原や林の縁に生える。日本固有種の九輪草(クリンソウ)に近い仲間である。草丈は20~40センチくらいである。根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。葉の縁には浅い切れ込みがある。葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。開花時期は6~7月である。花は茎先に1~3段に輪生してつく。花径は15ミリくらいで、花の色はオレンジ色である。花冠は先で5つに裂け、横に平らに開く。それぞれの裂片の先は浅く2つに裂ける。雄しべは5本、雌しべは1本である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。種小名の cockburniana は「コックバーン(Cockburn)さんの」という意味である。写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Primula cockburniana★オレンジのプリムラの花めずらしく しみじみ思う地球の広さ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%8A" /> -->