プリムリナ・ベレクンダ 秋の花 2014年09月11日 プリムリナ・ベレクンダはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。本種の原産地は中国広西チワン族自治区の蒙山県で、標高1000メートルくらいの山地の林の中や渓流沿いに生える。中国名は「歯萼報春苣苔」という。「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「歯萼」は萼片の形状に関する言葉のようである。草丈は5センチから10センチくらいである。根際から生える葉は菱状楕円形である。葉の色は緑色ないし暗い紫色で、真ん中に白い筋模様が入る。開花時期は秋から冬である。茎先に紫色をした筒状の花をつける。花冠の先は唇形に裂ける。花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。種小名の verecunda は「内気な」という意味である。写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Primulina verecunda★葉に入る模様を喩えて大理石 小さく渋い姿に参った花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%80" /> -->