パキラ 夏の花 2013年07月02日 パキラはパンヤ科パキラ属の常緑高木である。分類体系によってはアオイ科とされる。属名のパキラが和名としても採用されている。原産地は中南アメリカである。別名をカイエンナット(Cayenne nut)という。カイエンは仏領ギアナの主要都市の名である。ナッツを採るための果樹として栽培されている。樹高は5~20メートルくらいである。幹はずんぐりとしている。葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)小葉の形は長い楕円形である。開花時期は5~6月である。大きな緑白色の花を咲かせる。花は夜開いて昼前には散ってしまう。花はよい香りがする。結実時期は9~10月である。花の後にできる実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長さが10~30センチくらいある。茶色に熟し、中にある種子は食用とされる。近年は観葉植物としても人気がある。属名の Pachira はギアナでの現地名からきている。種小名の aquatica は「水生の」という意味である。写真は6月に富山県中央植物園で撮った。学名:Pachira aquatica(=Pachira macrocarpa)★大きな実とても立派なパキラの樹 南国ムード溢れるように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%91%E3%82%AD%E3%83%A9" /> -->