シスタス 夏の花 2016年08月09日 シスタス(Cistus)はハンニチバナ科ゴジアオイ属(キスツス属)の常緑低木の総称である。キスツス属は地中海沿岸地方やカナリア諸島などに20種くらいが分布する。同属のキスツス・アルビドス(Cistus albidus)に午時葵(ゴジアオイ)の和名があり、属名の和名はゴジアオイ属という。英名はロックローズ(rock rose)である。これは、この属の仲間全体への呼称である。日本へは大正時代に渡来した。庭植えや鉢植えで愛好されている。園芸的には属名のキスツス(Cistus)を英語風に読んだシスタスの名で流通している。高温多湿を嫌うため日本ではそれほど普及していないが、聖書にも登場する花ということで欧米ではポピュラーな観賞用植物となっている。樹高は30センチから200センチくらいである。葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6月から8月くらいである。花径3センチから4センチくらいの杯状の5弁花をつける。花の色は白いものが多いが、園芸品種にはブルー、ピンク、赤、紫などのものもある。開いてから8時間ほどで散ってしまう半日花であるが、次々に新しい花が咲いてくる。花言葉は「人気」である。8月9日の誕生花である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、箱のような形をしている。属名の Cistus はギリシャ語の「kistos(古代ギリシャでのこの植物の名)」からきている。写真は7月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。学名:Cistus spp.★半日の命なれどもシスタスは 華麗に咲いて命引き継ぎ花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B9" /> -->