ゲラニウム・カンタブリギエンセ 夏の花 2014年07月12日 ゲラニウム カンタブリギエンセはフウロソウ科フウロソウ属(ゲラニウム属)の多年草である。フウロソウ属はユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに450種くらいが分布する。外国産のものや園芸品種などはゲラニウムの名称で呼ばれる。ゼラニウムとする場合もあるが、この名称はテンジクアオイ属(Pelargonium)にも用いられるのでちょっと紛らわしいことになる。本種はゲラニウム・マクロリズム(Geranium macrorrhizum)とゲラニウム・ダルマチクム(Geranium Dalmaticum)の交配種である。草丈は20~30センチである。株は地下茎で広がり、カーペット状になる。葉は円形で手のひら状に浅く切れ込み、向かい合って生える(対生)。葉には強い香りがある。開花時期は6~7月くらいである。茎先に1輪から数輪の紅紫色の5弁花を横向きにつける。花径は2~3センチで、花の色はピンクや白のものもある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」からきている。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。種小名の cantabrigiense は「(イギリスの)ケンブリッジの」という意味である。写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。品種名はケンブリッジ(Cambridge)である。学名:Geranium x cantabrigiense ★改良を重ねて生まれた品種だね 育てやすいと人気もあるよ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BB" /> -->