クニフォフィア・ファイアトーチ 夏の花 2012年07月26日 クニフォフィア(Kniphofia uvaria)はユリ科シャグマユリ属の常緑多年草である。分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。旧属名のトリトマ(Tritoma)の名がポピュラーである。原産地は南アフリカの喜望峰地方である。日本へは明治時代の中期に渡来し、切り花や花壇用に栽培されている。和名は赤熊百合(シャグマユリ)、英名はトーチリリー(Torch lily)である。小型の姫トリトマ(ヒメトリトマ:Kniphofia triangularis)との交雑で多くの園芸品種が生まれている。ファイアトーチ(Fire Torch)はそうした園芸品種の1つである。開花時期は6~10月である。草丈は60から100センチくらいである。長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲きあがる。花の色は蕾のうちが淡いオレンジ色で咲き進むと黄色になる。属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。品種名の Fire Torch は「たいまつ」のことである。写真は7月につくば植物園で撮った。学名:Kniphofia 'Fire Torch'★夏空をめざし元気に咲き昇る ファイアトーチの花勇ましく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR