アリッスム・ウルフェニアヌム 夏の花 2014年07月16日 アリッスム・ウルフェニアヌムはアブラナ科ミヤマナズナ属(アリッスム属)の多年草である。アリッスム属はユーラシア大陸や北アフリカに100種以上が分布する。日本にも深山薺(ミヤマナズナ)などが分布するので、属名の和名をミヤマナズナ属という。なお、園芸的にアリッサムといわれているものは和名を庭薺(ニワナズナ)といい、古くは同じ仲間だったが今は仲間が異なる。本種の原産地は南ヨーロッパである。草丈は20センチくらいである。茎は地を這い広がって立ち上がる。根際から生える葉はへら形である。開花時期は5月から7月くらいである。茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな黄色い4弁花をたくさんつける。花の後にできる実は楕円形の角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。属名の Alyssum はギリシャ語の「a(否定)+lyssa(狂犬病)」からきている。この属の植物の1種が狂犬病を防ぐと思われたことから名づけられた。種小名の wulfenianum はオーストラリアの神父で植物学者だった「ビュルフェン(Franz Xaver Freiherr von Wulfen, 1728-1805)さんの」という意味である。写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。学名:Alyssum wulfenianum★花時をちょっぴり過ぎてしまったか 今度は見たい満開の花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%8C%E3%83%A0" /> -->