アサリナ・バルクライアナ 夏の花 2011年07月01日 アサリナ・バルクライアナはゴマノハグサ科アサリナ属(キリカズラ属)の多年草である。分類体系によってはオオバコ科とされる。園芸的には一年草として扱われる。原産地はメキシコである。和名は蔦葉桐葛(ツタバキリカズラ)という。蔓性で、長さは3メートルくらいまで伸びる。葉は心形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は6~11月くらいである。花は葉の脇につき、花径4センチくらいの釣鐘形である。花冠は唇形で、上の唇は2つに中裂し、下の唇は3つに裂ける。花の色は白、桃色、青、紫色などである。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Asarina はスペイン語の「asarum(キンギョソウの仲間)」からきている。似ていることから名づけられた。種小名の barclaiana は「バークレー(R. Barclay)さんの」という意味である。写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Asarina barclaiana★アサリナはもっと細かく分かれるが まずは出逢いと花を楽しみ花図鑑植物図鑑PR