コプシア・アルボレア 四季咲きの花 2014年10月06日 コプシア・アルボレアはキョウチクトウ科コプシア属の常緑低木から高木である。コプシア属は中国、東南アジア、オーストラリアなどに30種くらいが分布する。コプシア・アルボレアは中国、インドシナ半島、フィリピン、マレーシア、インドネシア、オーストラリアなどに分布する。標高1500メートルまでの山地に生える。また、公園樹ともされる。樹高は1メートルから14メートルくらいである。葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は5月から10月くらいである。暖地では周年開花をする。葉の脇から散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径3センチから4センチの白い花をつける。花冠は5つに裂け、真ん中は赤い。花はよい香りがする。花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟する。中国では民間薬ともされるが、コプシンというアルカロイドを含み有毒で注意が必要である。属名の Kopsia はオランダ人のの植物学者「コプス(Jan Kops, 1765-1849)さん」の名からきている。種小名の arborea は「樹木の」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Kopsia arborea★美しい花と香りに癒される 南の国のムードたっぷり花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
オレンジフラミンゴ 四季咲きの花 2014年08月31日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。オレンジフラミンゴ(Orange Flamingo)は、コーラル系に属する。風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ:Hibiscus schizopetalus)が交配親となっているグループである。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。花は下向きに咲く。花の色は朱色で、花冠の真ん中は赤く、2段咲きをする。花柱のつけ根のほうは紅色で、柱頭は紅色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Orange Flamingo'★オレンジの風鈴まるでフラミンゴ すらりと伸びた脚のようだね花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
チェリー 四季咲きの花 2014年08月29日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。チェリー(Cherie)は、ハワイアン系に属する。ハワイアン系はハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。一重咲きの大輪である。花の色は黄色ないし黄橙色で、花冠の真ん中は赤い。花冠はほぼ円形で、深く5枚の花弁が重なり合う。花柱のつけ根のほうは紅色で、柱頭は黄橙色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Cherie'★夏らしい鮮やかな色眩しいね ハワイが似合うハイビスカスだ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
ウォールフラワー 四季咲きの花 2014年08月23日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。ウォールフラワー(Wall Flower)は、ハワイアン系に属する。ハワイアン系はハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。一重咲きの大輪で、花径は15~20センチくらいある。花の色は茶系で、花冠の真ん中は赤い。花冠はほぼ円形で、深く5つに裂けて重なり合う。花柱は紅茶色で、柱頭は紅色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Wall Flower'★花色がとっても渋いハイビスカス 光の加減で違って見える花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
アマン 四季咲きの花 2014年08月21日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。アマン(Aman)は、オールド系に属する。仏桑花(ブッソウゲ:Hibiscus rosa-sinensis)やヨーロピアン系と呼ばれるものなどがこの系統に属する。昔から流通している丈夫な品種である。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。花の色は濃いピンクで、花冠の真ん中は濃い紅色になる。花冠はほぼ円形で、深く5つに裂ける。花柱は濃いピンク、柱頭は濃い赤色である。枝変りがよく出る品種だという。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Aman'★これこそがハイビスカスの姿かな なかなかいいねオールドタイプ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|