ファレノプシス・エクエストリス 四季咲きの花 2011年01月04日 ファレノプシス・エクエストリスはラン科ファレノプシス属の常緑多年草である。原産地は台湾やフィリピンである。樹上に着生したり岩に根を張ったりする着生種である。和名を姫胡蝶蘭(ヒメコチョウラン)という。小形種の重要な交配親となっている。草丈は20センチから30センチくらいである。葉は長い楕円形で先が尖る。開花時期は春から秋である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチから3センチの花を垂れ下げる。花の色はピンクを帯び、唇弁は濃いピンクである。属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(のような)」に由来する。花の姿を蛾にたとえたものである。種小名の equestris は「騎士の」という意味である。剣型の葉を持つ様子をたとえたものである。写真は12月につくば植物園で撮った。学名:Phalaenopsis equestris★小さくて舞うがごとくの花姿 ピンクが似合う姫胡蝶蘭今日の花ドットコム花図鑑PR