カメリア・ロサエフロラ 冬の花 2011年01月05日 カメリア・ロサエフロラはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。原産地は中国である。1850年代に中国からイギリスへ渡った。種小名の読み方は「ロゼフローラ」や「ロシフローラ」なども見られる。中国名は「玖瑰連蕊茶」である。樹高は1メートルくらいである。葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の色は緑色ないし黄緑色で、艶はあまりない。開花時期は1月から3月くらいである。花径3、4センチの濃い桃色の小さな花をつける。花の形はラッパ状である。花弁数は6枚から9枚くらいである。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。多くの園芸品種の交配親となっている。属名の Camellia は17世紀のチェコスロバキアの宣教師「G.J.Kamell」の名にちなむ。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の rosaeflora は「バラのような花の」という意味である。写真は1月につくば植物園で撮った。学名:Camellia rosaeflora★愛らしい色と形に笑み洩れる ロサエフロラは乙女のようで今日の花ドットコム花図鑑PR