ストレリチア・ユンケア 四季咲きの花 2012年01月10日 ストレリチア・ユンケアはバショウ科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)の多年草である。分類体系によってはゴクラクチョウカ科とされる。原産地は南アフリカのケープ地方である。分類上は、極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)の変種とするものと独立種とするものがある。草丈は1~3メートルくらいである。葉が円柱形になり、茎のように見えるのが特徴である。そのためノンリーフ・ストレリチアの名でも流通している。開花時期は周年である。花の形は極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)と変わりがない。橙黄色の鶏冠のように見えるのが花(萼片)である。くちばしのように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Strelitzia はイギリスのジョージ3世の皇后の出身家「ストレリッツ(Strelitz)」にちなむ。種小名の reginae は「女王の」という意味である。変種名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Strelitzia reginae var. juncea(=Strelitzia jancea)★ユンケアの葉っぱはまるで茎のよう 華麗な花は簾の中に花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR