編目耳掻草(アミメミミカキグサ) 冬の花 2011年01月02日 編目耳掻草(アミメミミカキグサ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。インドやスリランカに分布し、湿地に生える食虫植物である。草丈は5センチから10センチくらいである。葉は線形で先が曲がる。葉の形が耳掻きにたとえられている。開花時期は冬~春である。温度が合えば周年開花をする。花径は5ミリくらいで、淡い紅紫色をしている。花の形は半球形で、唇弁に網目状の模様が入るのが特徴である。後ろに伸びる距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は弓状である。花茎のつけ根にある補虫嚢で小動物を捕まえる。学名のウトリクラリア・レティクラタで表示するものもある。属名の Utricularia は「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢のあるという意味。種小名の reticulata には「網状の」という意味がある。写真は1月に小石川植物園で撮った。学名:Utricularia reticulata★小悪魔と呼ばれようとも構わない 生きる術なら任せておいて今日の花ドットコム花図鑑PR