淡雪エリカ(アワユキエリカ) 冬の花 2011年12月09日 淡雪エリカ(アワユキエリカ)はツツジ科エリカ属の常緑小低木である。原産地は南アフリカのケープ地方である。学名のエリカ・スパルサで表示するものもある。樹高は30~50センチくらいである。葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。開花時期11~2月くらいである。枝先に広い鐘形の小さな桃色の花を3つずつつける。花の様子は蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)に似ているが、それよりも小さく粟粒のようである。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Erica の語源はギリシャ語の「エレイケー=砕く」からきている。エリカに胆石を砕く薬効があると思われていたことによる。種小名の sparsa は「疎らな」という意味である。写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。学名:Erica sparsa★つけられた名前はあまりそぐわぬが 乙女のような淡雪エリカ花図鑑植物図鑑PR