尖り葉椿(トガリバツバキ) 冬の花 2012年01月13日 尖り葉椿(トガリバツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。原産地は中国の南部で、雲南省などの標高400~1000メートルの山の斜面に生える。中国名は「尖葉山茶」である。学名からカメリア・クスピダータとする場合もある。樹高は1~3メートルくらいである。葉は長さ3~9センチの楕円形で、先は尾状に尖る。開花時期は1~3月くらいである。花の色は白く、花径は20~25ミリくらいと小さい。花びらの数は6~7枚である。花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。油料植物とされる。また、多くの交雑種の交配親となっている。属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の cuspidata は「急に尖った」という意味である。写真は12月に小石川植物園で撮った。学名:Camellia cuspidata★尖った葉個性に満ちたその姿 花は小さくたくさんついて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR