ノースポール 冬の花 2011年01月13日 ノースポール(North Pole)はキク科フランスギク属の一年草である。原産地は南ヨーロッパ、北アフリカである。日本へは1970年代に渡来した。ノースポールは商品名であるが、一般名としても定着している。学名はレウカンテムム・パルドスム(Leucanthemum paludosum)という。クリサンテムム・パルドスム(Chrysanthemum paludosum)という学名を使う場合もある。クリサンテムム(Chrysanthemum)はキク科キク属を示す学名で、キク属を広義にとらえる立場である。草丈は20センチから30センチくらいである。葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。開花時期は12月から6月ころまでと長い。花はマーガレットによく似ているが、草丈も花の大きさも小さめである。花径は2センチから3センチくらいである。舌状花は白く、筒状花は黄色い。ノースポールというのは「北極」のことである。花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲く姿から名づけられたものである。属名の Leucanthemum はギリシャ語の「leukos(白)+anthemon(花)」からきており、「白い花」を意味する。種小名の paludosum は「沼地に生える」という意味である。写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。学名:Leucanthemum paludosum (=Chrysanthemum paludosum)★敷き詰めた淡き緑の絨毯に ノースポールの花びら揺れて☆寒ささえ輝くように白さ増し ノースポールは強さを秘めて今日の花ドットコム花図鑑PR