ケントラデニア・フロリブンダ 冬の花 2011年12月05日 ケントラデニア・フロリブンダはノボタン科ケントラデニア属の常緑小低木である。原産地は中央アメリカである。樹高は40~60センチくらいである。葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。葉の裏面は白っぽい。開花時期は12~5月である。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い桃色の4弁花をつける。花径は1センチくらいで小さく、ノボタン科の他の仲間と比べると蘂の感じが少し違う。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Centradenia はギリシャ語の「kentron(蹴爪)+aden(腺)」からきている。種小名の floribunda は「花の多い」という意味である。写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。学名:Centradenia floribunda★柔らかな色もやさしく咲き乱る フロリブンダに寒さを忘れ花図鑑植物図鑑PR