オクシストフィルム・アトロルベンス 冬の花 2011年11月12日 オクシストフィルム・アトロルベンスはラン科オクシストフィルム属の常緑多年草である。マレー半島、カリマンタン島に分布し、標高900~1500メートルの森に生える着生種である。デンドロビウム属(Denerobium)に近い仲間である。草丈は10センチくらいである。葉は披針形(笹の葉のような形)で、重なり合うようにつく。葉の質は分厚く、淡い緑色をしている。開花時期は冬である。茎先に花径1センチくらいの小さな暗い赤色の花をつける。属名の Oxystophyllum はギリシャ語の「oxys(鋭い)+phyllum(葉)」からきている。種小名の atrorubens は「暗赤色の」という意味である。写真は12月につくば植物園で撮った。学名:Oxystophyllum atrorubens★小さくてランとは思えぬ地味な花 葉っぱのほうが目立っているよ花図鑑植物図鑑PR