ペルシカリア・レッドドラゴン 秋の花 2011年11月13日 ペルシカリア・ミクロケファラはタデ科イヌタデ属(ペルシカリア属)の多年草である。原産地はヒマラヤである。レッドドラゴン(Red Dragon)はその園芸品種である。特徴は、葉に暗い紅紫色や灰色のV字形をした斑が入ることである。観葉植物として愛好されている。草丈は1メートルくらいである。茎の色は紅紫色である。葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖る。開花時期は5~11月くらいである。茎先で枝分かれをして穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの白い小さな花をたくさんつける。花びらのように見えるのは5枚の萼片である。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。種小名の microcephala は「小さい頭の」という意味である。品種名の Red Dragon は「赤い竜」という意味である。写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。学名:Persicaria microcephala 'Red Dragon'★迷彩をほどこすような葉の色に どうつくるのか興味が湧いて花図鑑植物図鑑PR